円形脱毛症

円形や楕円形の脱毛斑が突然生じる病気です。一般的には10円玉位の脱毛と思われていますが頭部全体に広がるものや眉毛やまつげ・体毛などに及ぶ重度のものまで、その症状は様々です。
また、多発性のものは再発しやすく、発毛部と新たな脱毛部が同時に出現することもあります。

原因

様々な説がありますが、近年では髪の毛の毛根組織に対して免疫機能の異常が発生する「自己免疫疾患」とする説が有力です。発生の要因としては疲労や感染症などの肉体的・精神的ストレスや体質的な素因があります。(甲状腺疾患などの各種自己免疫疾患を併発する場合があります。)

また、アトピー性皮膚炎の患者さんが、円形脱毛症になりやすいことが知られています。

症状

自覚症状はなく突然発症します。1cm〜3cmの脱毛斑で、単発〜多発、時には全頭脱毛を呈することもあります。単発の場合は、自然治癒をしやすいですが、多発の場合は治療に抵抗する場合も多くあります。

当院の治療

ステロイド局所注射:1回/週

局所免疫療法(人工的にかぶれを起こす):1回/週

エキシマライトによる紫外線療法: 1回/週

外用薬:ステロイド剤、カンタリスチンキ、塩化プロカニウム液(アロビックス)

内服薬:グリチロン等