水虫(足白癬)・爪水虫(爪白癬)

原因

水虫は白癬菌というカビが皮膚に付着し、侵入すると起こる感染症です。水虫の原因となる白癬菌は足や足の爪に多く感染しますが、そのほか手、手の爪、頭、顔、体、股にも感染することがあります。
爪水虫は皮膚の角質層に感染した白癬菌が爪に侵入して起こることがほとんどで、その感染経路としては、爪の先端、脇、根元からがあります。爪が白く濁ってきたり、厚みが増してきたり、ぽろぽと壊れてきたりしたら、爪水虫の可能性があります。多くは足の水虫に続いて発症するので、足の水虫を放置していると爪水虫になり易いといえます。

症状

水虫(足白癬)

下の3つのタイプがあります

・趾間型:最も多い型で足の指の間が白くふやけて皮がむけます。かゆみも伴います。

・小水疱型:土踏まずや足の縁に赤みを帯びた小さな水疱が多発します。かゆみも伴います。

・角質増殖型:足の裏、特にかかと部の角質が固く、表面がゴアゴアに変化し、白い粉が吹いたようになります。かゆみはそれほど強くありませんが、かかとのひび割れをみとめます。

爪水虫(爪白癬)

足水虫から生じること大半であり、爪先端が白く濁り、しだいに爪の根本方向に広がることが多いです。

当院の治療

外用薬:抗真菌薬のクリーム、液体、軟膏などの剤型があります。症状にあった剤型を処方します。
当院では効果をより高めるために2種類の抗真菌外用薬を処方しています。
白癬菌の住む角質層は約1ケ月ではがれおち、新しい角質になります。そのため症状が無くなっても最低1ケ月は塗り続ける必要があります。また、症状のある部分以外にも白癬菌が潜んでいることもありますので、足全体、足の指の間、爪と広範囲に塗りましょう。特に入浴後に塗るのが効果的です。
内服薬(抗真菌薬):イトラコナゾール、ネイリン(ホスラブコナゾール)など

日常生活上の注意点

①  当たり前だが、履物は共有しない
② 毎日、指の間までしっかり洗う。特に雨に濡れた靴は履かない。
・ 毎日同じ靴は履かず、靴の乾燥時間を作る
・ 通気性の良い靴や靴下を選ぶ
③ 爪を常に切っておく