腋臭症(ワキガ)

汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があり、前者は主に水分を分泌し、後者は脂分を中心に分泌します。
アポクリン腺の過剰分泌により腋窩(脇)~特有の鼻をつくツンとしたにおいを発する状態を腋臭症(ワキガ)といいます。通常、思春期から始まります。

原因

アポクリン腺から出る汗は粘調で、毛穴(脂腺)を通して出るため、皮脂と混じり、さらに皮膚の細菌に分解され、においの発生源である脂肪酸が生じます。

症状

アポクリン腺は脇以外にも、外耳道(耳の穴)、乳輪、陰部に存在します。特に陰部から特有のにおいを発し、俗に「すそわきが」と呼ばれています。また、腋臭症の方の耳かすは湿っている方が大部分です。腋臭症の方は日常生活上は大変、悩ましいものなので治療の対象となっています。

当院の治療

レーザー治療:ロングパルスアレキサンドライトレーザー(医療用レーザー)
(脱毛効果もあり、一石二鳥です。1月に1回。平均4~5回ほどで効果が出ます。)
外用薬:抗菌作用のあるフシジンレオ軟膏により細菌の増殖をおさえます。
(レーザー治療と併用します)

ボツリヌストキシン注射:レーザー治療でも効果が不十分な場合や男性で毛が無くなるのが嫌な方に行います。汗を分泌する神経を遮断することで汗の分泌を軽減させることで臭いの軽減が期待されます。効果は注射直後から発現し、2日目から100%発揮します。一回5分程度の施術にて効果は約半年〜1年程度 効果を示します。効果が切れる度に繰り返し注入することで長期的な使用も可能です。もちろん多汗症の治療効果も同時にあります。