シラミ(アタマジラミ)

アタマジラミは体長2~4㎜の寄生虫で頭髪に感染し、人から人へうつります。
例えば保育園、幼稚園、小学校などの集団の場で発生しやすく、また家に帰ってから家族に感染することもあります。感染すると皮膚から吸血します。

原因

髪の毛の接触、体や頭を寄せ合う、タオルやブラシなどの共用で人から人へと移ります。

症状

寄生したシラミは毛に卵を産み、それが約1週間で孵化し、約3週間で成虫になり、1日3~5個の卵を産むとされます。卵はしっかり固着しているため、なかなかとることができません。吸血によりアレルギー反応を生じ、激しい痒みや湿疹を起こします。

当院の治療

①市販のフェノトリン(スミスリンL)シャンプーまたはフェノトリン(スミスリン)パウダーを使用します。

以下を1日1回、3日間に1回を3~4回繰り返します。
・フェノトリン(スミスリン)パウダー:適量をシラミが寄生している部位に散布し、1~2時間後に洗い流します。
・フェノトリン(スミスリンL)シャンプー:シラミが寄生している部位に対して使用し、数分置いた後に洗い流します。

②虫卵に対しては①の治療は効かないので、梳き櫛(くし)を用いて虫卵を髪から落としたり、剃毛(毛を剃ること)することも効果的です。

生活上の注意点

・ シャンプーの時は時々、大人が点検を兼ねてしっかり洗ってあげましょう。
・ タオルやブラシの共用はやめましょう。
・ 下着、シーツ、枕カバーなどは洗濯前に60℃以上のお湯に5分以上つければ、付着している幼虫・成虫・卵は死滅します。(衣類乾燥機の使用も効果があります。)