赤み・熱感・乾燥
症例
レーザー照射によって熱損傷を受けるため赤みや熱感が生じ、その後乾燥が見られます。
医療脱毛施設の対応
レーザー脱毛部位に関しては、抗炎症作用のあるステロイド外用剤を無料で処方させていただきますので、照射後3日間外用ください(部位によっては外用剤をお渡し際もございます)。乾燥が気になる際にはお持ちの保湿剤を外用いただければ幸いです。
痛み止め(麻酔スプレー)の使用で赤み、発疹、痒みが出ることがありますので、異常を感じたらすぐにスタッフにお知らせください。
色素沈着
症例
レーザー照射によって熱損傷を受けるため、軽い火傷のような状態になります。この状況で、引っ掻き行動や紫外線暴露などの外的な影響を受けることで、皮膚自体が自分を防御しようとしてメラニン色素(黒い色素)を産生します。その結果として色素沈着が発生します。
医療脱毛施設の対応
レーザー照射後には乾燥などにより痒くても掻かずに保湿剤などにて対応していただく必要があります。また、紫外線に当たらないように日焼け止めも塗っていただくことが必要です。もし、色素沈着が発生してしまった場合には医師にご相談していただき、適切な外用剤や内服薬を症状に合わせて処方いたします。
毛嚢炎(もうのうえん)
症例
施術後おおむね1週間以内にレーザー照射部位にニキビのような皮疹が発生する毛孔の細菌感染です。特にヒゲ脱毛やデリケートゾーンに出やすいとされています。
医療脱毛施設の対応
毛嚢炎が生じた際には当院にご連絡いただき、医師の診察を受けていただきます。診察後に抗生剤の外用や内服を症状に応じて無料で処方させていただきます。
火傷(やけど)
症例
レーザー照射によって熱損傷を受ける際に、そのダメージが強いとやけどを生じる可能性があります。
医療脱毛施設の対応
やけどが生じた際には当院にご連絡いただき、医師の診察を受けていただきます。診察後に抗炎症剤の外用などを症状に応じて無料で処方させていただきます。また、適切な処置方法をご説明させていただきます。
硬毛化・増毛化
症例
レーザー照射によって熱損傷を受ける際に、そのダメージが強いとやけどを生じレーザー照射によって脱毛部位(主に上腕、肩、背中などの産毛部分)の毛が増えたり、硬い毛が生えてくることがあるので通常に比べて治療期間が長くなることがあります。現時点でこの様なことが生じる明らかな原因は分かっておりません。
医療脱毛施設の対応
予防策はないので、レーザー機種の変更や出力調整などを行い、毛が薄くなるまで複数回レーザー照射を続ける必要があります。