Qスイッチ・Nd:YAGレーザー(スペクトラ)とは?
今まで肝斑に対しては、レーザーや光治療器を照射することはタブーとされてきました。しかし最新のNd:YAGを用いたQスイッチレーザーによるレーザートーニング照射によって、肝斑治療が可能となりました。
レーザートーニングとは肝斑の治療のために開発された治療法で、レーザーの出力を抑えた状態でレーザーを照射する治療法です。照射時間も2分程度。ダウンタイムや副作用がなく、日常生活には支障がありません。その他にも、シミやソバカス、毛穴の開きなども治療可能です。治療は症状に合わせ複数回行います。
対象の方
自費診療
- 老人性色素斑(加齢性のシミ)
- 肝斑
- ソバカス(雀卵斑)
- ほくろ:小さめな隆起していないものに適応
- ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
- 太田母斑
- 異所性蒙古斑
- 外傷性色素沈着
- 扁平母斑
- その他の色素沈着など
肝斑の施術について
レーザーを照射によりメラニンを徐々に減少させ、肝斑を改善していきます。
施術の目安として7〜10回程度の治療となります。
料金表
1照射(4mmのスポット) | ¥330(税込) |
トーニング(両頬) | ¥7,700(税込) |
治療を受けることが難しい方
- 日焼けをしている方、これから日焼けをしようと考えている方
- 光線過敏症の方
治療を受ける上での副作用・注意点
- リスクや副作用として、炎症後色素脱出(一時的に白く色が抜ける現象)、炎症後色素沈着(一時的に色素が沈着すること)、傷跡(瘢痕)などがあります。
- レーザー照射部は、化粧や日焼け止めを落とした状態で治療を行います。
- 大きさによりレーザー照射数も変わり値段も変動致しますので、ご予算を含めた範囲の相談も可能です。
18歳未満の方でレーザー治療を受けられる場合、保護者様の承諾が必要になります。治療をご希望の場合は、初回時には保護者様に同伴していただき、親権者同意書に署名をいただきます。
※Qスイッチ・Nd:YAGレーザー(スペクトラ)について
- 未承認医薬品等
この治療で使用される機器は薬機法上の承認を得ていない未承認医療機器を使用した自由診療です。 - 入手経路等
この治療で使用される医療機器は、薬機法に基づき医師の判断により当院で国内正規代理店を通して(Lutoronic Corporationより)輸入しております。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は、厚生労働省HPをご確認ください。 - 国内の承認医薬品等の有無
Fotona社のStar Walkerなどがあります。 - 諸外国における安全性等に係る情報
FDA、CE、KFDAの承認を得ております。
副作用リスクとして熱傷、発赤、痛み、かゆみ、腫脹、表皮剥離、水泡形成、色素沈着脱失増悪などがあります。