医療用ピアス

医療用ピアスとは？

現在、ピアスがファッションの一部として広く認知されております。そのため、ピアススタジオなどの非医療機関でもピアスの穴開けが行われております。また、自分でピアスの穴開け器具を購入し、自分で行う人もいます。

本来、人体に針を刺すということ自体が医療行為とされているので、ピアスの穴開け行為も本来は医療機関で行うことが望ましいと考えられます。実際、ピアススタジオなどの非医療機関では、クリニックなどの医療機関と比べて清潔な状態でのピアスの穴開けができておらず、化膿や感染症といったトラブルが起こるリスクも懸念されております。そのため、オシャレやファッションの一部であるピアスを安心・安全に楽しんでいただくためにも、医療機関でのピアスの穴開けを強くお勧めいたします。

つくば・土浦鶴町皮膚科クリニックでは、耳たぶを中心に安心・安全なピアスの穴開けを心がけておりますので、ぜひご利用ください。万一、ピアスの穴開け行為によって化膿してしまったり、ピアスの金属が合わずに金属かぶれ（接触性皮膚炎）が生じてしまったとしても、皮膚科の専門クリニックのため迅速な対応が可能ですのでご安心ください。

このような方におすすめ

• 安全で衛生的な環境で安心してピアスの穴を空けたい方
• 金属アレルギーを気にされてる方
• 自分でピアスを開けることに抵抗がある方
• 初めてピアスを開ける方

治療の流れ

治療を受ける上での注意点

※ピアス装着直後に確認していただくこと

医師により装着された直後には、必ず看護師と共に装着位置があっているかの確認をお願いします。もし、位置に不備がある場合には、すぐに修正させていただきますので、お気軽にお声がけください。

※ピアス装着後のアフターケア

当院では医療用のピアッサーを用いておりますが、その後の自宅での注意を怠るとトラブルのもとになりますので、以下の注意事項を参考にお手入れをしてください。

• ファーストピアスはピアス穴の皮膚がしっかり出来るまで、4〜6週間は入れたまま外さないでください。約4週間でピアス穴の内側・表面に薄い皮がでてきますが、しっかりとした皮膚になるまでピアスの出し入れで傷を作らないようにするためです。
• 消毒をする際は、ピアスを外さずに前後にずらして行ってください。初めの4〜6週間は毎日2回（朝・晩）、その後は傷の具合に応じて、数日に1回消毒してください。必要な方は消毒液を無料で受付にてお渡ししますので清潔な綿棒に浸してお使いください。こちらの消毒薬がなくなった場合は市販のマキロンなど、ご自身でかぶれないものを選んでお使いください。
• 初めの4～6週間以降に、ご自分のピアスに交換なさってからも、ピアス穴をキープするために常時ピアスは装着してください。外した状態で放置しておきますと、ピアス穴が小さくなり、塞がってしまいますので注意してください。小さくなった穴に無理にピアスをを入れることで出血や傷からの感染などのトラブルが起きやすくなります。

尚、ピアス穴をあけた後に、出血・浸出液・発赤・腫れ等の症状がみられた場合は早めにご来院ください。

治療を受けることが難しい方

耳たぶ（耳介）において過去にピアスを装着し、ケロイドとなった方。

治療を受ける上での注意点・副作用

化膿してしまったり、ピアスの金属が合わずに金属かぶれ（接触性皮膚炎）が起こる場合があります。

料金表

医療用ピアス開け（2箇所） 手技料＋ステンレス製ピアス	¥3,100＋\2,500
医療用ピアス開け（2箇所） 手技料＋チタン製ピアス	\3,100＋\4,500
ステンレス製ピアス	¥2,500
チタン製ピアス	\4,500

よくあるご質問