肩こり・腰痛・神経痛注射

肩こり・腰痛・神経痛注射とは?

医師の診察により下記から使用薬剤を選択いたします。

①保険適応:コンドロイチン(静脈注射)
そもそもコンドロイチンは軟骨や骨、皮膚、各臓器など体の各所に保水力・弾性力を与えています。しかし、年齢とともに生産されにくくなり、そのまま減少します。この結果、関節炎などの症状や肌の衰えの原因となります。コンドロイチン注射は、軟骨の動きや弾力性を高め、関節痛・腰痛・神経痛を緩和します。また、皮膚の水分を保ち、弾力性を与えることにより、肌に潤いやハリを与え美しい肌を保持します。
適応疾患:肩関節周囲炎(五十肩:肩こり)、症候性神経痛、腰痛症、関節痛

②保険適応:ノイロトロピン(皮下注射または静脈注射)
ノイロトロピンは一般名で「ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液(ウサギの皮膚にワクシニアウイルスを投与し生じた炎症部位に認められ抽出液)」とされています。この抽出液中の有効成分によって「下行性疼痛抑制系神経の活性化」を生じることで、炎症による痛みから神経痛まで幅広い痛みを和らげることができます。
適応疾患:首肩腕症候群、症候性神経痛、腰痛症
*首肩腕症候群:首、肩、腕に痛みが現れる症状です。頭を支える首から肩にかけての筋肉が緊張をおこすことで痛みが生じます。 原因は同じ姿勢で作業を続けること(スマートフォンやPCの長時間操作など) や、眼精疲労、運動不足、ストレスなどでおこることが多いとされています。

対象の患者

  • 肩こりがつらい方
  • 関節痛、腰痛、神経痛がある方

治療の流れ

医師による診察

予約などは不要で、直接当院にて医師の診察を受けていただきます。

施術

医師の診察を受けていただければ、当日からの注射が可能です。
2回目以降も予約などは必要なく、直接来院していただければ注射が可能です。

治療を受けることが難しい方

当該注射剤に対し過敏症の既往歴のある方

よくあるご質問

どのような病気に効果的な治療ですか?

肩こり・関節痛・腰痛・神経痛・肌荒れに効果があります。

接種の頻度を教えてください

平均的には、通常1週間~2週間に1回くらいのことが多いです。しかし、肩こりや関節痛や神経痛が強い方は、週2回ほど打つ方もいらっしゃいます。

副作用はありますでしょうか?

副作用の報告はほとんどありません。

保険適応でしょうか?

保険治療です。

この記事を書いた人

宗大先生

つくば・土浦鶴町皮膚科クリニック副院長
流山鶴町皮膚科・小児科クリニック 皮膚科担当医師
鶴町 宗大 医師
◆皮膚科専門医 ◆レーザー専門医 ◆医学博士