肝斑とは?
30〜40歳の女性に好発するシミであり、左右対称の境界がはっきりしている淡褐色斑(淡い褐色調の斑状色素斑)が頬を中心にみられ、前額や口周囲に拡大することもあります。大きさや形は一定ではありません。また、メイクでもなかなか隠すことが難しい厄介なシミになります。
悪化因子
悪化因子としては、誤ったスキンケアによる摩擦、紫外線暴露、女性ホルモン異常、ストレスなどが知られています。また、妊娠や経口避妊薬(ピル)内服を契機に発症することがあります。紫外線の影響により夏期は悪化しやすく、冬期は軽快することが多いです。
肝斑の臨床写真
治療方法
保険治療
◾️ 内服薬
ビタミンC、トラネキサム酸
◾️ 外用薬
サリチルローション(ピーリング剤)
自費治療
◾️ 院内オリジナル化粧品
ビタミンCローションやビタミンCクリーム、ハイドロキノンクリーム、アルブチンクリーム、レチノインクリーム
◾️ レーザー治療
・Qスイッチ・Nd:YAGレーザー(スペクトラ)
未成年の方でレーザー治療を受ける場合、親権同意書が必要です。
18歳未満の方でレーザー治療を受けられる場合、保護者様の承諾が必要になります。治療をご希望の場合は、初回時には保護者様に同伴していただき、親権者同意書に署名をいただきます。
※対象者:18歳未満の方
当院がお勧めする肝斑トーニング治療とは?
今まで肝斑に対しては、レーザーや光治療器を照射することは積極的には行われておりませんでした。しかし最新のQスイッチ・ Nd:YAGレーザー(スペクトラ)によるレーザートーニング照射によって、肝斑治療が可能となりました。
肝斑トーニング治療とは、レーザーの出力を抑えた状態でレーザーを照射する治療法です。トーニング治療においてはダウンタイムや副作用がなく、日常生活には支障がありません。その他にも、シミやソバカス、毛穴の開きなども治療可能です。
治療効果
施術名
肝斑治療
施術の説明
肝斑を改善します
費用
7,700×7回=53,900円
施術の副作用
炎症後色素脱出(一時的に白く色が抜ける現象)、炎症後色素沈着(一時的に色素が沈着すること)、傷跡(瘢痕)など
施術名
肝斑治療
施術の説明
肝斑を改善します
費用
7,700×10回=77,000円
施術の副作用
炎症後色素脱出(一時的に白く色が抜ける現象)、炎症後色素沈着(一時的に色素が沈着すること)、傷跡(瘢痕)など
治療を受ける上での注意点
特記事項なし
治療を受けることが難しい方
- 該当薬や化粧品に過敏症の方
- 光線過敏の方
料金表
肝斑両頬 | ¥7,700 |
よくあるご質問
レーザーがメラニンに反応することで、パチパチと軽い刺激を感じますが、我慢できるほどの痛みです。また、施術を繰り返すことでメラニンが減少するので、痛みも軽減していきます。
通常のシミ治療とは違い、レーザートーニングでは出力を抑えた状態であるので、カサブタの発生などのダウンタイムはございません。
照射後は軽い赤みが出ることもありますが、日焼けケアをし、メイクをして帰宅することは可能です。
保湿と紫外線対策をお願いします。
1回目の施術からお肌の色調がワントーン明るくなり、テクスチャーの改善や化粧ノリの良さを実感いただけます。また、回数を重ねるごとに肝斑が薄くなっていきます。トーニング自体は2週間おきに、約10回ほど受けていただくことが多いです。1年以上行うことで、肝斑だけでなくキメの細かい透明感のある本来の肌色へと導きます。
レーザートーニングの場合は5〜10 分ほどです。シミの場合は数分です。