脂腺増殖症(しせんぞうしょくしょう)

脂腺増殖症(しせんぞうしょくしょう)とは?

脂腺増殖症(脂腺腫)1
脂腺増殖症(脂腺腫)2

脂腺増殖症とは、皮脂を分泌する腺が増えて大きくなったものです。肌色でぶつぶつしており、ニキビやイボにも見えますが自然に消えることはなく、数年かけて大きくなります。良性であり放置しても問題ありません。

脂腺増殖症症状

5mm前後の大きさで、加齢の経過で顔面に多発します。また、やや男性に多く、皮脂の多い人によく見られます。パラパラと散在して認めることが多いです。

脂腺増殖症治療方法

炭酸ガス(CO)レーザーにて除去します。 

治療を受ける上での注意点

18歳未満の方でレーザー治療を受けられる場合、保護者様の承諾が必要になります。治療をご希望の場合は、初回時には保護者様に同伴していただき、親権者同意書に署名をいただきます。

炭酸ガスレーザーによる治療症例

脂腺増殖症 治療症例
  • 施術名
    • 炭酸ガス(CO)レーザーによる脂腺増殖症の治療症例
  • 治療回数
    • 1回
  • リスク
    • 施術直後は治療部位に2~3週間ほど赤みが生じます。
    • 赤みが治った後に色素沈着(赤色から茶色)が1〜2ヶ月ほど続く場合があります。
    • ごくまれに瘢痕や凹みなどの傷痕が生じる場合があります。

この記事を書いた人

宗大先生

つくば・土浦鶴町皮膚科クリニック副院長
流山鶴町皮膚科・小児科クリニック 皮膚科担当医師
鶴町 宗大 医師
◆皮膚科専門医 ◆レーザー専門医 ◆医学博士