いよいよ本格的な寒さになってまいりました。乾燥も強いこの時期、肌にとっては過酷といえます。アトピー性皮膚炎からシミまでこの時期に特におすすめの治療をご紹介いたします。
アトピー性皮膚炎に対しての全身ナローバンドU V B治療
冬は乾燥がひどくなり、アトピー性皮膚炎の悪化が見られる方もいらっしゃいます。当院では、最新の紫外線治療機である全身型ナローバンドUVB治療がございますので、外用治療のみでは改善が難しい場合には、積極的にご利用をおすすめしております。保険診療での治療となりますので、安心してご利用いただけます。
保湿のためのスキンケア
化粧水をつけた後は、どのような保湿クリームを使用しておりますか?通常の化粧品の場合、クリームを製造する過程で多くの石油系界面活性剤が使用されておりますが、それは肌トラブルの原因になる成分となっております。当院で販売しているDr.cocorのクリームは石油系界面活性剤を使用せず、特殊な技術で水と油を合わせております。安心して使用できるクリームとして、ご使用ください。
「冷え」に対する漢方 保険適応
「冷えは万病のもと」といわれておりますが、東洋医学では冷えの慢性化は、老化や病気の危険性を高めると考えられております。冷えによって肩こり、腰痛、倦怠感、便通異常など多彩な症状が起こります。肌においては、くすみやかさつきなどの影響を及ぼします。当院では保険診療にて適切な漢方薬を処方しております。尚、効果が見られるまでには、内服開始後より数週間かかります。“たかが冷え”と軽視するのではなく、些細なお悩みでもご相談下さい。
肥満に対する漢方 保険適応
肥満の人、体重がなかなか減らない人は、冷えやむくみ、便秘といったなんとなく調子が悪いという状態が多いです。漢方は食べすぎて弱ったそれぞれの臓腑を改善させることにより、余分なものを体外に排出して体調を整えます。症状により漢方の種類が異なりますので、一度ご相談して下さい。
紫外線の少ない時期だからこそ、レーザー治療を行いましょう!
レーザー治療後の色素沈着のリスク因子としては、紫外線が知られております。冬は、夏と比較して紫外線の量が少なくなります。そのため、冬にレーザー治療を受けられる方が多くいらっしゃいます。せっかくの時期ですので、気になるシミやほくろがある方は、ぜひご相談下さい。
【顔全体のシミ】
顔全体の黒ずみやしみはレーザーフェイシャル(ロングパルスアレキサンドライトレーザー)を推奨しております。数回実施していただくと肌のトーンが上がり、シミも薄くなっていきます。
【部分的なシミ】
顔の部分的なシミ治療をご希望の場合には、Qスイッチ(アレキサンドライト、ルビー、Nd:YAG)レーザー・I P L(光治療)など種々のレーザー機械を患者さんに合わせて選択させていただきます。Qスイッチレーザーの場合には1照射(3-4mm口径)330円で、ご希望のお値段の範囲で照射することもできます。お気軽にご相談下さい。
【ほくろの除去】
ほくろは、ポコっと隆起しているものと平らなものがあります。隆起している場合には、医師が炭酸ガスレーザーを使用して除去いたします。平らな場合は、Qスイッチアレキサンドライトレーザーを使用し、複数回の照射で消失いたします。全身のほくろのお悩みに対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。